【久山ラリーPC3】
定刻4分遅れのマスドスタートはとても美しいと思った。駐車場のあちこちの車の合間から、ワラワラととれとれバイカーが縦横に湧き出してきたとおもったら、風船がしぼむように一列に収束して山すそに向かって糸のように吸い込まれてゆく。 いってらっしゃーい。あとはPCでのお楽しみだ。2007年2月のクロスランドラリー初日で走ったフィールドを、逆向きに辿るようなループが2つ。参加者は19名。初めてのライダーがツーリングクラスで3人いるので16名の戦いになる。今回は混戦が最初から予想される。序盤の山から出てくるPC3と、最後の山から出てくるPC10というオイシイ観戦ポイントが、今回の担当。PC3へ向かう途中、道路に沿って田んぼを隔てた川沿いの道を、一列になって幾つかの集団が走っていくのが目に入る。PC3へのループはほとんど林道ベースの脚力勝負だろう。ブリーフィングでも迷う要素が見当たらない。はずだけど。 PC3に到着しさっさと店開き。テーブル出して、コーラに水にポテトチップ、ヴァレンタインセールの売れ残りコンビニチョコが、今回の補給メニューだ。お湯を沸かしてコーヒーを飲もうとした途端に、崖の上から先頭が登場。まだデパールから40分。速いよ。先頭は大本命なべでっち。前回の双六ラリーでは5分ペナで2位に甘んじたため、顔に必死さがうかがえる。休憩もほとんど無し。すぐ後ろにシマノ総帥と子連れツチヤ。今日は子供を背負っていないので速い速い。コサイソキツカシオゴンと、5分以内に立て続けに来る。団子だな順調だぞ面白くな、......おっと。 カワヒラさんに続いて9番手で現れたヒダリノ。デタ。ゼッケンカード紛失。ないないないない。ないですゼッケンカード。はい5時間ペナ決定。「あー。。⤵ あとはツーリングです」と諦めムード。そこに何故かとっくに出発したはずの4番手コサ君が戻ってくる。「ぐ、グラスがありません。いつの間にか顔から無くなってる・・⤵」デタ。フライングタートルズの得意技「エア眼鏡」炸裂!!散々探して結局見当たらずにリスタート。ヒダリノは出発直前に全然関係ないはずのポケットからカードが見つかり、その場でペナ抹消。おめでとうさんです。 担ぎ王のぐティとニタのシライシコンビが順に出ていってからは、PC3は静寂に包まれる。残るは5人。後追いは双六に続いてコーキチ氏。2人通過後、11時半も近付いたころに、「最後尾」の2人を伴ってコーキチ氏登場。ひと仕事終えた顔で、「あー、これでラストやろ!」 ・・・・いや。違いますぜ。ふっふっふ エア眼鏡の本家、「ギラさん」が来てないですよ。 「! 嘘ぉ!」コーキチ氏の顔が凍りつく。信じたくない、頼むから嘘だと言ってくれ、という気配が目の奥にちらついているが、来ていないものは来ていない。こうなるとお手上げである。待っても待ても現れない。11時40分すぎても現れない。降りてきたヌタヌタの激坂を登り返す根性が出ないのには心から共感できる。で、12時にはPC10を設置したいので、 「へへ。ギラさんのことはお任せします(笑顔)」 納得いかねえ・・!って感じのコーキチ氏を置き去りにして、鬼のPC3撤収。 しかし時既に遅し。その頃PC10の周囲では大変なことが起ころうとしていたのだ。後編へ、続く。
|
カテゴリ
以前の記事
最新のコメント
ライフログ
タグ
ネームカード
検索
ファン
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||