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1339. risky release

九州レイドシリーズの第2回目は、熊本県の阿蘇の近くの某所でした。タイトルが「黒曜石のかけら」なんてほんとうに洒落てますね。このタイトルを見て、あ、使い回し、とか、廃品利用、とか瞬時に頭に浮かぶ人はそう多くはありませんが、最高なルートは誰が何度走ったって最高です。

だいたい、MTBでどこを走ったって天気が最高だったら、ライドは素晴らしいものになることは必定ですが、ラリーの日は天気が最高でした。ルートも最高で天気も最高なら、あとの要因は機材と一緒に走るメンバーですね。で、勿論機材もLITEC HASSOで登りも下りも最高なんです。

いいなあ。秋の絶景ススキ原をトラバース。たぶんモツ君だね。
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今回のラリーはなんでか知らないけど、スタッフがガイドして地図読みとかラリースキルを教える「ツーリングクラス」参加者が16名!ありがとうございます。危うくJ3DHの参加者を超えそうな程の人気ぶりでした。ツーリングクラスって、例えば、「わたしMTBは初めてなんですどうしたらいいか分からないの。」とか、「きゃーー。いやーーーん。すごーーい。」とか、言うような女子交じりのグループを想像しがちなんですが、今回ちょっと違いましたね。僕は8人の参加者のガイドをお引き受けしたのですが、中にいつもっぽい参加者と違う顔ぶれの人たちが、ン名。
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普段MTBに乗っていないけど色々教えて下さいね的な参加者のなかに、ドリフト戦隊クダルンジャーの人たちが数名、変装して紛れ込んでいます。

もちろん、彼らもクダルンジャーの一味であることを悟られないように、登りでは普通のヘタレ気味なライダーの姿を装っているんですが、最高標高点から、最初の分岐まで説明してガイドし、「じゃあいいですか、この先、このQPがこういうところにあるはずですからそこまで各自で下って、キチンと止まって確認しましょうねいいですね絶対ですよ」と言い聞かせてリリースした途端に

・・・ ヒャ ッハーーーーーー   !!

とか叫んで走り出して行っていきなり本性炸裂。あっという間にススキで地面とかあんまり見えない下りのシングルトラックを吹っ飛ばして駆け下って行き、QPで止まったりとかもう絶対しない訳です。どこまでノンストップかと言うと、登り返しに入って漕げなくなったところまで。ほとんど誰も見てもいないし止まりもしません。お仕置きで、徒歩で戻らせてQP確認です。ザマミロ。

最後のPCへの下りは、ちょっとコンパス読みが必要だったので僕が先導して下りますが、背後からやたらプレッシャーをかけてくるので、完全にトレインになっていました。PCのスタッフのうえぴいから見ると、別の意味でラリーの、とくにツーリングクラスではあり得ないような、超かっこいいトレインライドだったらしいです。

つまりまあメンバーも最高だったと言うことで。。。
登りも下りもかなりハードなルートでしたから、後半は足が売り切れたり頭が売り切れたりした人もいましたが、全員無事帰還。ツーリングクラスの皆様、またのお越しをお待ちしております。今度は本クラスの方で、ぜひお楽しみ下さい。
by sadepon | 2012-11-19 21:36
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