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768. 傍若

【山も町もね】

久しぶりに小倉までASTRIXを走らせて、小倉駅の自由通路を押して南口へ出ようとしたら、駅前広場から入ってくるガラスの自動ドアを抜けて、若いにいちゃんがシティサイクルを漕いだままアッチ行ったりコッチ行ったりのグニャグニャ走行で走ってくる。勿論ここは自転車走行禁止、押して歩くところ。近付いてきたら、メンズノンノからぬけだしてきたようなおしゃれっぽいきれいな身なり髪形に白いイヤホンを耳につけていた。ふざけろ。

所轄の小倉北署はもちろん暇ではないので(何しろ発砲件数か銃刀法不法所持での検挙件数めでたく日本一らしい)こんな相手にはいちいち構ったりしない。例えば、DELS●Lの隊長以下メンバー(テラ・キス・ザッキー・スモウあたり)ともし一緒だったら(...そ、想像するだけで恐ろしい)、4人がかりくらいで後ろから羽交い締めにして公衆トイレに連れ込んで小便だらけの床にけ倒して押さえつけて3分間ぶっ通しでくすぐり殺しの刑にするところだ。 けっ

ところ変わって、佐賀福岡県境の九千部山では、とあるMTBに乗った男がハイカーの歩く九州自然歩道をあいさつもなく降りもせずかっとばして走ったことが発端らしく、関係方面がハイカーからはたらきかけられまくって、先月から背振山系の九州自然歩道全部自転車走行禁止の掲示が出されてしまった。行政なのでやることもしっかりしていて、関係各方面官民全てに、県からの公式通達が行き渡っている有り様。

メンズノンノ崩れの小倉駅前のにいちゃんも、背振で好き放題やったMTBに乗った男も、御同類である。影響の違いは、単に所轄の監督官公庁部署が、そういうくだらないやつを相手にするほどヒマかどうか。それだけのちがいだろう。

死ぬまであと長くて30年か、やっとれんな。 けっ
# by sadepon | 2008-06-18 21:53

767. ソープ通い

【ソープが良い】

また今日も小倉のソープへ行った。だいたい2時間ポッキリおしぼりつき1500円コースである。大学の正門前30mのところにできているかわいらしいカフェのおねいさんは、「ソープ知ってるけどー何となく雰囲気が怪しくてー入れないのー」と言っていた。いやいやほんと怪しいですって。階段を上がると鉄の扉があって、一旦入ったら鉄板で出来た黒テーブルに縛りつけられて二度と出てこられないような気配満点ですが、大丈夫です大丈夫です、と2回言っておきました。一人でも安心。

ソープで何をやってるのかというと、大学では2時間かかる作業がここでは30分で終わるので、のこり1時間半をアダルトなDVDを見て過ごしています。今日はROAMのウィスラー・バイク・パークで使われてた曲がBoySetsFireの2001年のRookieだと分かってamazonでU.S.版アルバムを注文した記念に、久しぶりに最初から最後までROAM見てました。あまりのスティーヴのエロい切り返しplayにハァハァ言ってるうちに最後のクレジットが流れてきたところで、後から店に来てた若い客の男が4人の妙齢な女性をはべらかせていたところ、ささっと一人脇に近寄ってきて、辺りを気にしながらささやくのです。

「ナ●マの旦那、こんどイタリアとジョイントでイイ企画があるんスよ〜〜クェックェックェッ実はっすね、・・」

あーー!ー!!もういいって!分かった分かった分かりました。やりますやりますやらせていただきますってっ! ⤵

ソープにはいろんなひとが現れる。最近は特に油断がならない。ひょっとしたら、駐車場で車バレしてるんじゃないか。そろそろここも平日の早い時間帯は危なくなってきたようだ。店内じゃなくて特別プレイ用の奥の間を使わせてもらう交渉が必要だな。
# by sadepon | 2008-06-17 23:32

766. マイレージ

【地産地サイクル】

中国にペットボトルを自由競争の資源として買いまくられて、北九州のペットボトルリサイクル工場に全く古ペットボトルが搬入されてこなくなり事業継続も困難になった。

大月に住むMIZUHOのブログによれば地元でとれた野菜をダッジオーブンで料理した時、北海道の塩とどっかのオリーブオイルを使ってしまいフードマイレージを下げられなかった。

日本でつくったシマノのパーツを日本で使い日本で廃棄するときの、メーカー自身による古パーツの回収・リサイクル・リユースは全く行われていないと社員から教わった。

北九州の会社員の子供として生まれてこのかた、自分が一体今まで何キロ移動しているのか、どこかで死ぬまでにこれから先どれだけ移動するのか想像もつかない。

景観設計において石や木や土や鋳物といった地場材料をつかうことの正当性は、調和とか個性とか地域らしさとかぐちゃぐちゃ言わずに、デザインマイレージで説明すればいいと思う。

MTB1台を組み立てているプロダクトマイレージは、任意のi番目のパーツ質量Miと、製造から組立までの延べ移動距離Diの、積の総和ΣMiDiで示すことができる。

任意のMTB、jに関して、組立完成地点から廃棄処分地点までの移動実距離Djを使えば、一台分の実車質量ΣMiを用いて、そのMTBの廃棄マイレージDjΣMiを算出できる。

組み立てられたMTB、jが廃棄されるまでに実際に人力で走った距離djを算出できれば、分母にΣMiDi+DjΣMi、分子にdjΣMiをとり、個別のMTBユース・マイレージレシオを算出できる。

クランカーズの時代のMTBの御先祖は、造られてから廃棄されるまでのユース・マイレージレシオがヘタすると1どころか2とか3以上であったかもしれない。現代においてこれに対抗できるのは、MTBでは絶望的で、ロードのプロレーサーだけかもしれない。

念仏に聞こえてきた人はおやすみなさい。ぐーーーー
# by sadepon | 2008-06-16 23:32

765. 軽量小型

【レスポンス】

MTBのことを考えているといつも突き当たるのが重さの壁だ。人間が自分の体重と力を使って好きなように動かすわけだから、あまり重量級なものは気が引ける。慣性質量というのはいつも動かそうとする意思の敵だ。すごい剛性とスムースさが手に入る引き換えに、もんのすごい重いものを扱えと言われても困る。僕はワールドカッパーではない。

最近身辺の財産整理をし始めているのだけど、第一弾は車、これは無事に買い取り手が見つかった。良かった。第二弾はステレオのスピーカー。これも無事に買い取り手が見つかった。良かった。スピーカーのほうは、もう10年以上使ったInfinityのフロア型で、それまでずっと小型ユニットの自作スピーカーを使ってきたからもう卒業しよう、大きなスピーカーで音楽くらいゆったりした気分で聴かせてもらおう、と思ったから。ベースの音もちゃんと輪郭があるし。

で、その1本20キロあるよなスピーカーが10年かかって見た目にも重くなっていき、今回はまたまた小さいのに戻った。アンプも、この10年でLUXMAN→Philips→ARCAM、とひたすら軽く薄くなってきたしちょうどいい。

今回宅急便で家にやって来たのはTangentの小さいやつ。高さ20cmしかない。とりあえずその辺に置いてケーブルだけつないで音を出してみる。スピーカーというのは必ず数時間、えらいのになると数ヶ月は、試運転が必要だ。無理矢理やるなら、モノラル出力を左右逆相で接続しバッフルを正対させて密着させ、大音量にして上から布団でも被せてればいい。布団を被せるのは単に煩いからです。理由がわからん人はやらないように。

それも面倒くさいので、本当に適当に置いて勝手に鳴らす。C.E.C.→ARCAM→Tangentというものすごいミニマルな構成。みるみる音が音楽に変わって行く。振動板が小さいからレスポンスがいい。密閉だからダンピングが効いている。バッフルが小さいから音像が締まって濁りが無い。低い音は出ないけど音楽の動きは伝わる。底抜けに明るい。聴いてる音楽?当然くるりです。笑)それにしてもメーカー名を普通の人はほとんど知らないのでは。。

やっぱ軽くて明るくてレスポンスがいいのが最高です。女の子もそうかもしれん。おっと。
# by sadepon | 2008-06-16 11:16

764. 尻相撲事故

【危険だから考えて遊ぶ】

宮崎県高千穂の村で行われた田んぼの上での尻相撲大会で、TV局のアナウンサー40歳♂が、負けて押し出された時に田んぼに頭から飛び込んで頚椎骨折、首から下が麻痺、という事故に遭ったそうです。そういうニュースをネットで読みました。アナウンサーの人には家族もおられるのだろうと思います。御本人もどんな気持ちでおられるのか想像も出来ません。田んぼの泥の下の土は、ゆっくり手を入れると柔らかそうに見えるけれど、大きな応力が短時間にかかると、塑性変形領域でかなり抵抗しそうです。何しろ粘土ですから。

良く考えると、ぼくらMTBerにとっては、転倒というのはしばしばあるアクシデントなのですが、やっぱりそれなりにスピードが出ていたりすると、あぶない。顔着禁止というルールは、実は大変大切なルールであって、安全な転び方や回り方を瞬間的に行えない人はとてもリスクが高い。ぼくも正月明けのMTBの学校で、全く予想も構えもない状態の下り坂で切り株に激突前転し、ヘルメットのおでこが割れる転倒をしました。16年MTBに乗っていて、2番目に酷い転倒でした。一番酷かったのは岩岳のDHで、そのときはBELLのベリスティックの右側面が叩きつけられて割れました。オープンヘルメットで走っていたら死んでいたかも知れません。

慣れていたら転倒しても大丈夫、とかいうわけではありません。だって転んだ先に何がどう落ちているか、生えているか、まではコントロールできないのです。だから、MTBを始めて数年くらいの若い人たちに言いたいのは、本当に、顔着をしてはいけないよということです。腕でも肩でもあばらでも、ぶつかれば折れるかも知れないけど、治療すれば必ず直ります。でも脊椎だけはどうにもならない。脊椎だけは守りましょうね。

あのアナウンサーの人が、きっと一番後悔しているとしたら、それは、自分が好きで好きでたまらないことをやって自分の責任でこうなった、という実感を多分もててないということじゃないかなあ。自分も周りも危険だなんて思っていなかっただろうし、仕事の中で観ている人を面白おかしく笑わせようって言う、すごいサービス精神でやった結果なんだと思う。それを思うとたまらなく悲しくなるわけです。

もんのすごく楽しいMTBは非常に危険なアクティビティです。大好きだし危険だと分かっているから、装備を備えるし酷い目に遭わないように練習をします。危険を少しでも減らすための工夫をかんがえます。危険をコントロール可能なところまで減らすことが、楽しみを増やします。そして最後は自分一人で自分に降りかかってくるものごとに責任を持つ、ようにできています。

いままでおおきな怪我が無かったのは、運が良かっただけなんだなあって、改めて。今週中に脊椎プロテクター付きの上半身ガードを注文しよう。
# by sadepon | 2008-06-16 01:21